八方ミシンを入手しました。
八方ミシンとは、縫製物の方向を変えずに四方八方に縫うことができるミシンのことです。以前から興味はあったのですが手頃な価格の中古品が見つからずにあきらめていました。
最近程度の良い八方ミシンが割と安価にオークションなどに出品されています。その中で写真のCIRDAR社のDI-2というタイプのものを購入しました。
取り扱い説明書が無いので使い方はネットなどで調べて、その結果は忘備録を兼ねてブログに記録していきたいと思います。
八方ミシンを入手しました。
八方ミシンとは、縫製物の方向を変えずに四方八方に縫うことができるミシンのことです。以前から興味はあったのですが手頃な価格の中古品が見つからずにあきらめていました。
最近程度の良い八方ミシンが割と安価にオークションなどに出品されています。その中で写真のCIRDAR社のDI-2というタイプのものを購入しました。
取り扱い説明書が無いので使い方はネットなどで調べて、その結果は忘備録を兼ねてブログに記録していきたいと思います。
小笠原桑ペン軸2本を組み立てました。 パトリオットとクリックペンです。 写真は強いライトを当てているので緑が協調されているようですが、高級感のある渋い暗褐色のペンになっています。 カルナバワックス仕上げです。
昨日掲載の小笠原桑切株写真の手前から2番目の小さな素材から、ロングパトリオットと標準サイズパトリオット各1本が作れました。 2本ともオレンジ色の部分が現れて良いアクセントになっています。 この素材も導管が深いのでこれを埋める処理をしないと綺麗なペン軸にはなりません。 ロングパトリオットは旋盤加工の後、導管を処理して研磨した状態です。 これから木固めを実施します。 標準パトリオットは導管処理と木固めが済んで研磨したものでこれからオイルかワックスで仕上げる予定です。
貴重な小笠原桑が入手出来たのでボールペンパトリオットを作ります。
切株の部分なので外側は真っ黒でしたが中心部は綺麗なオレンジ色をしています。 このオレンジ色も時間が経つと黒く変色していくようですが、なるべく残したいので変色前に木固め材を塗布してみる事にしました。
小笠原桑について
世界遺産である小笠原諸島のみに分布する固有種です。 独特の木理の美しさから建材、家具、装飾、彫刻用等に重用され明治期に多くの大木が伐採されました。 現在では採取は不可能で絶滅危惧種1Aに指定されているようです。 この小笠原桑は残っていた切株を加工したものを小笠原から送って頂きました。
ペンブランクを切り出しました。芯の部分がオレンジ色が鮮やかです。
万年筆用の御蔵島桑軸の拭き漆が進行中です。
写真は薄めた生漆を塗って木固めを実施し、拭き漆を2回重ねてから三和磨粉(白)で胴摺りしたものです。 ざらついていた塗装面が滑らかになっています。 色は漆が桑軸に染み込んで全体的に飴色になっています。 ギンのコントラストが強くなり狙い通りです。 これから拭き漆を重ね艶に厚みが出ればギンの部分が立体的に揺れて見えるようになると思います。
今まで完成したペンをCREEMAで販売する事にしました。今日は下記の3点を出品しました。
ジリコテ軸万年筆
黒柿六角軸ペンシル
キルテッドメイプル六角軸ペンシル
製作中の御蔵島桑の万年筆は拭き漆で仕上げる事にしました。
オイル仕上げなどでは折角の杢が映えません。拭き漆で全体が少し暗くなれば綺麗な杢が浮かんで来るのではとの考えです。 拭き漆は十数回となるので結果はかなり先になります。
御蔵島桑を使用した万年筆には2011年に発売された「セーラー創立100周年記念の島桑万年筆(定価15万円)」がありますが、私も手持に御蔵島桑(ギン入り)の素材がありますのでこれで万年筆をつくる事にしました。