ホーム > 今日の出来事 > 2021年02月

今日の出来事

2021年02月

黒柿万年筆(続き)

中軸万年筆用の黒柿軸の下地処理を続けています。見事な孔雀杢が浮かんで来ました。黒柿の杢は仕上げ途中で全体が黒くなり折角の杢が目立たなくなる事が良くあります。幸いにもこの軸は綺麗な杢を残したまま処理が進んでいます。

(写真をクリックすると拡大します。)

  2021/02/28   yamamoto

黒柿軸万年筆(続き)

黒柿軸の旋盤加工が終わりました。杢の現れ方は軸加工してみないと分かりませんがこの軸は全体に綺麗な杢があります。孔雀杢と表現しても良い杢の現れ方です。下地処理してからオイルとワックスで仕上げます。

  2021/02/26   yamamoto

黒柿万年筆

手元にある黒柿で万年筆を作ります。

中軸の両端クローズドエンド仕様でペンキットはCambridgeを使います。この素材は緻密な模様が入っているので仕上がりが楽しみです。今回は一般的な丸軸です。

 

 

  2021/02/25   yamamoto

果樹(八朔)の手入れ

この大きな八朔の木には例年300~400個の実がなりますが今季は全く実が付きませんでした。例年と違う点は、前年に強剪定をした事と地面全体を雑草除けの黒いビニールシートで覆った事で肥料やりが出来なかった事です。 今年は沢山の実がなる事を期待して施肥をする事にしましたが黒いビニールシートがあるので工夫が必要です。肥料用の穴を開ける事も考えましたが、その穴からビニールが裂ける恐れがあるのでビニールの止杭を一旦外して地面に施肥し、また止杭を打つという手間のかかる方法で施肥を行いました。

  2021/02/23   yamamoto

ジリコテ軸Cambridgeローラーボール

ジリコテ軸Cambridgeローラーボールペンを組み立てました。

ジリコテの拭き漆軸に、スターリングシルバー金具とゴールドのリング飾りが良く映えて高級感のある豪華なペンに仕上がりました。ジェットストリーム替え芯も使用できます。

2本とも近日中に納品します。

(写真はクリックで拡大します)

 

  2021/02/18   yamamoto

ジリコテ軸拭き漆完成

ボールペン用のジリコテ軸は拭き漆をが完成しました。重ねた拭き漆の回数は11回です。

この軸は一見黒く見えますが、明るい光の下で見るとジリコテの杢が見えています。漆の塗膜は時間が経過すると透明度が増してくるので徐々に杢の見え方も変わってくると思います。同じジリコテ軸は2組ありますので完成するCambridgeローラーボールペンは2本です。油性のジェットストリームにも対応するようにアダプタも製作しています。

 

  2021/02/17   yamamoto

ジリコテ軸拭き漆の進捗

ローラーボールペン用ジリコテ軸の拭き漆は9回重ねています。

写真奥2本が拭き漆で磨きをかけたもので手前はジリコテ軸を研磨のみのものです。拭き漆で黒さが増して深みのある色合いになりました。

今回使用した日本産上摺漆は塗膜がかなり硬いようで「三和磨粉」では艶が出ないのでより研磨力のある「KIKU-MOL」というポリッシングペーストで磨きました。後2回拭き漆をかけてこの軸の拭き漆は終了とします。

  2021/02/15   yamamoto

紅木万年筆軸の拭き漆

紅木六角軸万年筆の拭き漆作業を進めています。

写真は拭き漆を4回重ねて乾燥後三和胴擦粉(白)で磨いた状態です。かなり艶がでできましたが漆の厚みがもう少し欲しいので更に拭き漆を続けます。生漆の塗膜の下に見える紅木の色は濃く締まった色になっています。

 

 

 

  2021/02/12   yamamoto

ブレードミシン販売

先日完成したブレードミシンYAZIMA DH-YSをオークションに出品しました。コンパクトな卓上サイズで、縫い速度もモーターのダイヤルで調整出来ます。

趣味で帽子作りをされている方でブレードミシンを探されている方がありましたらオークションを確認してみて下さい。

YAZIMAブレードミシン

 

  2021/02/12   yamamoto

拭き漆

ペン軸5本を拭き漆で仕上げています。

生漆を刷毛で塗りすぐにその漆を布で綺麗に拭き取ります。一回の拭き漆で出来る漆の膜の厚みは極わずかです。漆の乾燥には湿度70~80%、温度25℃位の環境が必要なので写真のように漆室に8時間以上入れて乾燥させます。この作業は数回から10回位繰り返すことにより綺麗な拭き漆が完成します。

 

 

 

  2021/02/11   yamamoto